投資をして経済を学ぼう! FPコラム
 
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3.外国債券は元本保証ではない!?
 
外債には、国内の公共債や社債と決定的に異なる点があります。それが、「満期まで持っていても元本保証とは限らない」ということです。
 
もちろん、債券である以上、満期まで持てば額面金額が戻ってくるという点には変りありません。でも、それはあくまで外貨ベースでのこと。為替の動向次第では、日本円に両替したときの金額が、元本を下回る可能性があることを考えておきましょう。
 
できれば、投資する前には、将来的にどの程度まで円高が進んでも大丈夫なのかという、為替レートの損益分岐点を確認しておきたいところ。
 
例えば、額面に対して56%の価格で発行されるブラジルレアル建てのディスカウント債の場合、購入時のレートが1レアル50円だと、償還時の損益分岐ラインは、28円程度となります。これより円高にならなければ、投資元本は確保されるわけですが、過去の為替の安値水準などを勘案し、判断しましょう。
 
こういった損益分岐点のシミュレーションは、各証券会社のHP上で簡単に計算することができますよ。
 
まとまった貯金があるという方は、一部を利回りの高い外国債券などに預け入れることも検討してみてもよいでしょう。
 
ただし、為替動向とあわせて、発行体の信用リスクやカントリーリスクなどにも注意し、余裕資金で行いましょう。
 
 
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外貨建て債券のリスクについて

金融商品市場における相場その他の指標にかかる変動などにより損失が生ずるおそれがあります。

  • 外貨建て債券の市場価格は、基本的に市場の金利水準の変化に対応して変動します。金利が上昇する過程では債券価格は下落し、逆に金利が低下する過程では債券価格は上昇することになります。したがって、償還日より前に換金する場合には市場価格での売却となりますので、売却損が生ずる場合があります。また、市場環境の変化により流動性(換金性)が著しく低くなった場合、売却することができない可能性があります。
  • 金利水準は、各国の中央銀行が決定する政策金利、市場金利の水準(例えば、既に発行されている債券の流通利回り)や金融機関の貸出金利等の変化に対応して変動します。
  • 外貨建て債券は、為替相場(円貨と外貨の交換比率)が変化することにより、為替相場が円高になる過程では外貨建て債券を円貨換算した価値は下落し、逆に円安になる過程では外貨建て債券を円貨換算した価値は上昇することになります。したがって、売却時あるいは償還時の為替相場の状況によっては為替差損が生ずるおそれがあります。
  • 通貨の交換に制限が付されている場合は、元利金を円貨へ交換することや送金ができない場合があります。

有価証券の発行者または元利金の支払の保証者の業務または財産の状況の変化などによって損失が生ずるおそれがあります。

  • 外貨建て債券の発行者や、外貨建て債券の元利金の支払いを保証している者の信用状況に変化が生じた場合、市場価格が変動することによって売却損が生ずる場合があります。
  • 外貨建て債券の発行者や、外貨建て債券の元利金の支払いを保証している者の信用状況の悪化等により、元本や利子の支払いが滞ったり、支払不能が生ずるリスクがあります。
  • 外貨建て債券のうち、主要な格付機関により「投機的要素が強い」とされる格付がなされているものについては、当該発行者等の信用状況の悪化等により、元本や利子の支払いが滞ったり、支払不能が生ずるリスクの程度はより高いと言えます。

金融商品取引法第37条の6の規定の適用はありません。(クーリング・オフの対象にはなりません。)